毎回のことではありますが、ジャパネットたかたのショッピング番組を見ていると、あのセットプランによる超お買い得プライスに、いつも驚かされますよね。
デフレの今、私たちはある意味低価格に慣れっこになっていますが、相場が分かっている人ほど、ジャパネットが提供している商品価格がいかに安いかが分かるはずです。

 

こうした低価格が実現出来ているのは、まずやはり「通販だから」という点はあります。

 

ご存知の通り、通販なら実店舗を持つ必要がありません。実店舗を持たないで商売ができると、店舗にかかる経費、店舗運営に必要な経費がいりません。店頭に人を配置する必要もなく、スーパーバイザーなどの店を巡回する本部スタッフも必要ありません。つまり物理的だけでなく、人件費も最小で済むということですね。

 

このように利益率が高い商売ができる通販の場合、実店舗並みの価格に合わせる必要はなくディスカウントに徹することも可能名わけですね。ですから、ある程度の販売数量がさばける仕組みが出来上がってしまえば、同じ商品なら実店舗で販売されているものより安く提供されて当然だとも言えます。

 

さらに通販は、販売商圏に縛られることなく、購入対象者を広げることができます。
実店舗であれば、同一商圏内に、同じカテゴリの商品を扱う店舗があれば、常にお客の奪い合いとなります。特に家電製品の場合は家電業界では、「どこの店舗で、いくらで販売されていた」というだけでも、値引きの対象となります。販売数量が伸びなければ、利益をどんどん圧迫することになります。

 

通販にも競合店はありますが、実店舗ほど競合店の値段に振り回されることもありません。
通販の商圏は、媒体へのトラフィック数で決まりますから、やり方次第でいくらでも広げていけるわけです。番組やウェブサイトが販売力のある媒体に成長すると、1商品アイテムの販売個数も実店舗の比ではなくなる可能性もあるわけで、高い販売力で仕入れ先からの信頼が得られれば、大量仕入れによるコストダウンも実現できるでしょう。
ジャパネットたかたは高い販売力があることで各メーカーから絶大な信頼を得ています。仕入れに関しても、おそらく相当よい条件で商品の買い付けができているはずなのです。でなければ、セット商品や下取りセールで消費者にメリットがありすぎる企画は成り立たないでしょう。

 

またジャパネットの場合、経費のかかる番組製作も全て自社で行っています。
知らない方も多いと思いますが、ジャパネットたかたのテレビショッピングの撮影スタッフは自社の撮影スタッフです。しかも番組制作で使うスタジオも長崎にある本社1階の自社スタジオが使われているのです。

 

番組製作を外注している(ほとんどがこのパターンのはずですが)場合、通販ではそこにいちばんお金がかかるわけですから、ジャパネットたかたが自前で番組まで作っているということは大きなアドバンテージとなっていることは間違いないでしょう。

 

ここまでコストダウンを可能にする条件が揃っているわけですから、商品価格に反映され、代引き手数料や分割払い金利手数料の無料化なども可能なわけですね。